嗚呼!!花の応援団(3)
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嗚呼!!花の応援団(1) - やってもたー!日記
嗚呼!!花の応援団(2) - やってもたー!日記
応援団の練習とはいえ平素は体育館の裏で、意外に質素なもの。
他の体育会クラブの練習場所を奪うわけにはいかないという殊勝な配慮という名目です。
そこで毎日歌って踊ってといえば聞こえはいいけど、私服のまんまで、でも四股の体制で校歌や応援歌を歌い、3ー3ー7拍子で手を叩き続けるという地味ーな練習。
2回生と3回生の3人は学ラン着て必死に声を出しつつ1回生に檄を飛ばすという忙しさ。それに対して4回生の幹部は離れたところで幹部だけに許された踊り(?)の練習。
ズルズルと応援団の練習に参加させられているうちに気がつけば学ランが支給されていました(汗)
正直言っていいですか?
汗臭~!
これまでの団員たちが身に付けていたであろうゆったりした、そしてところどころに穴の開いた学ラン。真剣に団員やりたい者にとっては重き伝統の詰まった有難い学ランなのでしょうが、逃げ出したい私たちにとってはまさに足枷!
更に重き足枷となるものも支給される、それは『団員バッヂ』!!
3回生の準幹部曰く「バッヂは団員の命や、ドスで刺されそうになったら心臓よりもバッヂ護れよ」(汗)
ドスで刺されるような世界なのか応援団は!?
刺されそうになったことあるのかお前は(笑)
絶対に心臓護ります。
今は時代が違うのか、応援団活動以外の時間には私服で過ごしてよいのは救いでした。
そうして練習に明け暮れる数日を過ごしていたらいつの間にか応援デビューさせられる羽目に。その場所とは、今はなき日本生命球場!
当時の母校野球部には後に横浜ベイスターズにドラフト2位指名で入団し後の日本一達成時の主力選手となった佐伯貴弘が所属しており、1回生にもかかわらずエースで4番。
この佐伯の活躍により当時の野球部は快進撃を重ね関西六大学野球の優勝候補となっていたのだ!お陰で応援団に白羽の矢が立った訳なのだがなんて余計なことしてくれるんだ佐伯!(笑)
続く!
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