自然との闘い
大阪北部地震、西日本豪雨、台風19号、そして今日の台風21号と今年は大阪も災害ラッシュとなりましたねぇ。
私が小さい頃は自宅がまだ明治からの古い木造家屋で、台風が近づいたとなればまだバリバリ元気だった祖父が張り切って家中の雨戸を閉めて釘を打って守りを固めていましたね。
内心「なにを大騒ぎしてるねん⁈」と鼻白んでいたものです。
と、同時に学校は休みになるし、おやつをはじめとして食料買い込んで台風かかって来んかい態勢をワクワクしながら楽しんでいましたね(^^)
で、台風過ぎればなんかガッカリみたいなこと思ってたものです。
49歳となった今でもそんな気持ちは残っていて今回の台風21号を少しワクワクしながら待ち受けていたのです。
しかし!
そんな不埒な気持ちを吹き飛ばすかのごとく今回の台風21号の威力は半端無かった‼︎
自宅そのものはまだ築15年で大丈夫なのだが周囲の塀が持ちこたえられなかった(-。-;
木製だから余計に持ちこたえられなかったのです。
隣家からいろんな物が次から次へと飛んで来るし断続的な停電は起こるしビュービュー鳴り渡る風の音の恐怖で次女は泣きじゃくるし(><)
大自然の為せる技、舐めてかかっちゃいけないなぁ、と強く反省させられる一日でありました。
そして落ち着いた今しみじみ思うことは、生き物が生きるってことは大自然との闘いなんだなぁってこと。
祖父たちはこの自然との闘いに加えて戦争の災禍からも生き延びて来たんだと思うと、小さな頃に鼻白んだことが恥ずかしく思える。
反論を恐れずに言えば、自然災害の被害に遭ったからといって全て行政の責任にして訴訟を起こすなんて生き物としては間違っているんじゃないかな?
行政はもちろん減災と被災者支援に努めるべきだが100%助けてもらえるなんて思っちゃいけないよね。(独居高齢者など完全な災害弱者は別として)
まずは自然に畏敬の念をもち、その脅威から自らを護るつまり闘う気概が必要なのではないだろうか。
所詮私達人間も動物なんだから。
子どもたち、特に次女は今年沢山の自然災害で怖い思いをしたけれど、この経験を糧に将来強く生きて、生き延びて欲しいと切に願う。
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