やってもたー!日記

大阪・門真でライブカフェやってますが、内容はそのことだけにこだわらず自由に投稿してゆきます。最近公私共に「やってもたー!」と思うことが多いのでこんなタイトルになりました。暇つぶしに楽しんでもらえると幸いです。

ちょいやってもたー、あの真実の瞬間!!

22:30を過ぎた頃に「あー、スカッとした酒飲みたい」となります、ほぼ毎晩。
冷蔵庫にストックがあればいいのですが、その日はまったく無くなっておりました。
で、自転車を走らせて近隣の激安ディスカウントストア「ドン・キホーテ」に買いに行くわけです。


しかしなんですなあ、深夜のドンキは茶髪やらタトゥーやらジャージやら明らかに頭の悪そうな未成年ヤンキーやら、あと幼児児童連れの親子とか時間を考えろよ、といいたくなりますがそんなお客が多いですね。
ドンキさんはそういう客層が集まりやすいようで。ま、いいんですけどね安いから。
えらそうに言いつつもワタクシもそこで買い物しているわけですし。


で、よく冷えた発泡酒とサイダー割の缶チュウハイと肴のサンマ蒲焼缶詰を購入。


自転車での道中ではところどころで停車して、最近はじめたポケモンGOでポケモンをゲット。なんとも楽しい秋の夜♪


帰宅して居間でニュース番組を供に早速発泡酒をグビグビ。
僅かながらも運動の後なので美味い!
程よく酔いが回ってきたところでサンマ蒲焼缶詰の蓋に手をかける。
今の缶詰は簡単に手で開けられるので面倒でなく助かりますね♪
そうして引っぺがした蓋の裏を見ると、蒲焼のたれがトロ~リとこびりついております。
よし、周囲の確認だ。


子ども達は・・・・・・・・もう寝た。
妻は・・・・・・・・・・・子どもより先に寝た。
同居の母は・・・・・・・・居間のソファーで意識を失っている。


よし、安全は確認した。
みんな経験あるだろう。
カップアイスの蓋の裏をなめたことが。
蒲焼缶詰でもそれは同じこと。
蓋裏のタレにはアイス同様の攻し難い誘惑が!


蓋をゆっくりと口に近づけ、僅かな背徳感を抱きつつその滴るタレをソーッとひとなめ。


美味!サンマはまだ口にしていないながらもサンマより美味く思える蒲焼のタレ。
うな重でもそう、うなぎは無くともタレだけでも食べられますよね。


ああ、お前達からあふれる甘辛く旨味のあるそのタレ、オジサンがいくらでも啜ってあげるよ恥ずかしがらずにたんとお流しなさい・・・。
官能小説かコレは(苦笑)


というくらいに美味しいんですよコレが。


そしてふたなめ目。
ゆっくりとなめあげたその瞬間、


ピッ!


舌先に痛いような電気が走ったような不快なようで快感なような複雑なあの痛みが!
そう、蓋の渕で舌先を切ってしまったのであります。
この痛みも誰もが経験あるでしょう、刃物やダンボールや髪の渕で指などを切ったときのあのなんとも形容しがたい感覚。
皮膚のみならず、刃が内部の肉に達したあの真実の瞬間!!
驚きと一瞬の状況察知と後悔と痛み、そして事実を認めたくない気持ち。


舌先からジワッと滲み出る赤い液体。
その舌先ででてきたばかりの鉄分の味を感じながら「やってもたー!」との後悔を感じつつも、「タレを味わうためだ、決して後悔なんかしないぞ!」と抗う心の葛藤。


発泡酒で酔って血の巡りがよくなっているから終わることの無い出血が続くこと(汗)


まあいいや、そのうち止まるだろう、と自らに言い聞かせサンマ蒲焼を平らげ(もちろんタレも全部飲む)て、消毒だとばかりに2本目の缶チュウハイをグビグビグビ。


あっという間に飲み終えてまどろんできたからベッドへ。
眠りに就いちゃえば朝までにゃ血も止まるでしょ。


朝になって鏡で舌先を見たらきれいな切り傷跡が残っております。
スポーツで出来た他の場所の傷ならば男の勲章とか言って自慢できるでしょうけど、舌先で原因があれではね、こうやって笑い話にしかなりませんわな(苦笑)


教訓


缶蓋は真ん中のみなめ上げろ!