やってもたー!日記

大阪・門真でライブカフェやってますが、内容はそのことだけにこだわらず自由に投稿してゆきます。最近公私共に「やってもたー!」と思うことが多いのでこんなタイトルになりました。暇つぶしに楽しんでもらえると幸いです。

匂い 臭い

生き物にはみんな匂いがありますよね。


植物でも魚類でも爬虫類でも昆虫類でも菌類でも両生類でも哺乳類でももちろん人類にも。


当然あって然るべきもので、動物類においては匂いのないものは個人(?)として認められずに信用を得られないらしい。
そういえば、身近なところでは犬や猫は互いの尻の匂いで仲間を確認し合いますね。
匂いが名刺や名札がわりかな。


人間同士がこれをやったら大変でしょうねf^_^;
彼女とデートの時、渋谷ハチ公前で待ち合わせして会うなり互いの尻に鼻を近づけクンクン、それから「○○ちゃん!」「やっぱり××くんだ、会いたかった❤️」なんて f^_^;


でも親密な間柄だとそれに近いことはあり得ますね。親子夫婦の間柄ならスキンシップを図るうえで匂いつまり体臭は重要な要素のようです。ドラマでもありますよね、ハグした時に「××くんの匂い、とても安心する❤️」とか。


古い話で恐縮ですが、ワタクシの大叔父、つまり祖父の弟が大東亜戦争で戦死を遂げ遺品箱が帰って来てその箱を曽祖母が受け取った瞬間に「息子の匂いがするー!」と言って号泣したそうです。実際には中には何にも入ってない空箱だったとのことですが。それくらいに匂い体臭というのはあらゆる生き物さらに人類にとっても重要なファクターなんですよね。


かつては欧米では体臭はあって当然で、それが故に香水を使う文化が養われたとか言われます。
映画『パフューム』では体臭も香水もキツ過ぎて見え、少々気分が悪くなりましたがf^_^;
でも面白かったなぁ(^^)


余談はさておきまして、ここからが本題。
最初に述べたとおり体臭は誰もが持っているもので、全く恥ずべきものではありません。
しかしながら残念なことに度を越した体臭というのも間違いなくこの世には存在します。
何年前だったか、大相撲大阪場所観戦に行った時のこと、大入満員の会場で指定された席に着席したその直後のことです。
強烈に鼻を衝く異臭になんだこれは?と異変を感知し周囲を見回したところ、なんと隣の年配男性から発しているものでした。
その男性は顔や首の衣服で隠れないあらゆる皮膚がテカテカとした汗にまみれており赤みがかっていました。
ああ、この人は体臭が人一倍キツくてご苦労なさっているんだなあ、と思いつつも、依然鼻を衝く匂いには抗し難く、席を変わろうにも指定席だし大入満員で既に空席はなく…。
その男性のひとつ隣に座っていたご婦人、きっと奥様でしょう、はそのようなワタクシの気配を察してか、男性とさりげなく席を替わってくださいました。席が変わった後の男性の向こうは通路なのでこれで万事解決。男性の臭いの及ぶ範囲はどうも隣までのようですね。


きっと男性自身も心苦しく辛い想いをしているんだろうな。
奥様の理解とフォローがあって本当によかったと思う。


この男性、普段はどんなエチケットを心がけておられるのだろう。
機転の利く奥様がおられるので、きっと念入りなケアに努めてることでしょう。
それでも、人ごみとはいえここまでの強い臭いを発するということは、かなりの重症なんでしょうね。心中お察しいたします。


このご夫婦のように、周囲に気を使って下さる方はまだ良い。
我慢も出来ます。


それに対して問題なのは、強烈な体臭を発しながら気付いているのかいないのか、何のケアも行わず臭いを発散させている場合。
身近な人が指摘してくれない淋しい人なのかな?
小マメに身体を拭く、衣服を着替える、制汗剤をふる、香水を使う(これはあんまりお勧め出来ないかな?)、食事等で体質改善に努めるetc、臭いを抑える方法はあるはず。続けるのは大変かもしれないけどこれで幾分か臭いは緩和出来るかと。


対策なくただ漫然と臭いを撒き散らしている人、お願いだから回りに辛抱を強いていることに気付いて下さい。お願いします。
わたしもいつかは加齢臭を身にまとうことになるのかなあ?
自分では気が付かないものなのかもしれない。
臭いを撒き散らして周囲から疎まれるのは辛いので、身近などなたか、気が付いたらこそっと教えて下さいね。よろしくお願いいたします。