人間の強さとは
最近思うに、自らの拠り所、安定した居場所や護るべき物や事のない人間は心が不安定で、ちょっとしたトラブルで取り乱したり怒りに駆られたり、そしてそれを簡単に表に出してしまうのかなぁ、と感じている。
拠り所や居場所や護るべき物や事は、代表的な物では家族。
身近なところでは自らを受け入れてくれる働き場所や地域。
昔なら忠誠を誓った主君。
かなり大きな視点で考えたら、伝統ある皇室や王室、長い歴史を誇る国といったところか。
「私にとっては家族」と答える人が圧倒的かな。
今はそうしたものがなくても、かつては人生を捧げるに値する拠り所のあった年配の人は心の強い人が多いように思う。
自身頼りないながらも護るべき家族があり、この門真という故郷に根を張って生きているワタクシ。
偉そうなことをのたまっているワタクシですが、実際トラブルや難問を沢山抱え、内心オロオロしながらも平静を装って「どないかなるわい!」とノホホンとしていられています。
バックボーンのしっかりした人間は恐れや怒りを抑えることの出来るジェダイナイトのような人間。
くだらんことで取り乱してるわけにはいかない。
物理的な実力はなくても堂々としていられるから、家族や周囲からの信頼を得られるのだろう。
フォースに全てを委ねることの出来るマスターヨーダは究極の理想かも知れないね。
護るべきものがあって、確固たるバックボーンがあって人は強くなる、というのはこういうことだとワタクシは考えます。
プロレスみたいに、敵の悪どい反則攻撃に我慢に我慢を重ねて最後にプッツンして驚異的に強くなり反撃開始大逆転!みたいな強さじゃなくて。
誰もが持ち得る弱さや安っぽい怒りを簡単に露見させてしまう。
これこそが拠り所を持たない人間の弱さ証しなのだと感じています。
まだまだ頂は見えず。
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