捕球音打球音
子供の頃、今は亡き父に連れられて大阪森之宮のこちらも今はなき日本生命球場へさらにこちらも今はなき近鉄バファローズのゲームを観戦したものでした。
スタンドには場所柄仕事帰りのサラリーマンが多く、日頃のストレス発散の場所として大いに親しまれたものでした(^^)
当然彼等は紙コップのビールを片手に、下品な野次を飛ばして楽しみます(^^)
ビールを飲み切ったら紙コップの底を抜いて簡易メガホンの出来上がり。
下品さにボリュウムが加わり野次が更にエスカレート。
ゲームはバファローズ劣勢。
ビジターチームの応援団が盛り上がってます。
野次の対象は選手のみならず、ビジターチームの応援団にまで及びます。
いかにも胡散臭そうな会社に勤めてます、と言わんばかりの怪しげなサラリーマンのオッサンが野次一発!
お前等うるさいぞー!
野球は静かに観るものだぁぁぁぁ〜‼︎
子どもながら内心「そうだそうだ」と思いつつ、また「おっさんお前の方がうるさいがな」なのでしたf^_^;
さて、やっとプロ野球が開幕しました。
武漢ウイルス感染の拡大を防ぐため、無観客ではありますが。
当然生観戦は叶わないのでテレビ観戦となるわけです。
無観客なので、トランペットや太鼓を駆使して応援歌を歌うスタイルの応援団もなく、もともと静かに観戦したいワタクシとしては好ましい環境なのです。
(阪神タイガース応援団に所属している友人Tくん、すまない(^^;)
そして嬉しいことにその副産物として、テレビのスピーカーを通して野球の「音」が楽しめるようになっていますね♬
投手の投げる球が捕手ミットに収まるパァァァーン!と弾けるような捕球音。
打者が投球をジャストミートするカシャァァー‼︎ と響き渡る乾いた打球音。
打球がスタンドに飛び込むダァァァンと心地よい衝撃音。
そして静寂の後にワッと湧き上がる選手達の歓声。これがスタンドのお客なら鳥肌が立つような感覚を覚えるだろうな。
今のパ・リーグはドーム球場が多いのですが、ドームだと音が反響してより響き渡るので快感倍増です。
ああ、野球って音も楽しむスポーツなんだなぁ(o^^o)
日生のサラリーマンのおっちゃん、あなたは正しかった(o^^o)
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